篠原有司男(しのはらうしお)前衛美術家のwiki風とのりこ夫妻の作品まとめ!【クレイジージャーニー】
前衛美術家って。。どんな美術家?
前衛芸術とは。。前衛とはもともとフランス語でアバンギャルド(avant-garde)で、本来は軍隊用語でした。最前線を守る兵士、または隊のことです。もしくは20世紀的な新しい芸術観や方法、技法の最先端に立とうとする個人主義系列の芸術です。
今日紹介するのはなかなか年季の入った素晴らしい前衛芸術家・篠原有司男さん・乃り子さん夫妻です。
TBSのクレイジージャーニーに出演されるのですが、篠原夫妻の強烈なインパクトにMCの松本人志、設楽統、小池栄子も興味津々なんです。
番組総合演出の横井雄一郎さんまでもが「この回は特に見てほしい!いや、見るべきです!」と熱く語るほどの方々です。
それではまず篠原夫妻のご紹介からです。。
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篠原有司男さん乃り子さんwiki風
篠原有司男
本名:篠原牛男(しのはらうしお)
愛称:ギュウちゃん
生年月日:1932年1月17日
出身:東京都麹町生まれ
日本大学第二工業学校に入学疎開後、麻布中学に入学。
東京芸術大学中退。
篠原乃り子
生年月日:1953年
1972年に美術を学ぶためNYへ。半年後に有司男氏と出会い結婚、長男を出産。
86年に初個展を開催。2003年インターナショナル・プリントセンターニューヨークのニュープリント展に入選。
数年前に描き始めた自分の分身である「キューティー」のシリーズ作品が映画「キューティー&ボクサー」になり、注目を集める。
まあ、文字の紹介はこのくらいにして、気になる篠原有司男さんの作品ですが、これを見て驚きました!!
出典:https://www.tokyoartbeat.com
こ、これは!!
すごい!!!私はこれをネットでしか見ていませんが、すぐに本物が見たくなりました。
天才ピカソとダリを彷彿させる画風じゃないですか!!
ピカソもダリも天才ですからこの二人を融合した感じはかなり天才では。。
決して真似というわけではなく、独特の世界観が。。。
情熱的で繊細で表現が豊か。。いや言葉にするのがおこがましい。。
魂を揺さぶる作品!!
このほか、有司男さんの代名詞であるボクシング・ペインティングは2003年ごろポカリスエットのCMで福山雅治さんと共演したり、全米放映のCMに起用されたり、世界を舞台に脚光を浴びています。
有司男さんは50年ニューヨークで活動されているみたいです。
これならエネルギッシュなニューヨークでも評価されるでしょう!と思いきや、最初はそうではなかったそうです。。
1969年ロックフェラー三世基金の奨学金を得て、妻と子供と共に渡米。1972年段ボールを使ったオートバイの彫刻「モーターサイクルブルックリン」などを作り始めるも、当時のアメリカはマイノリティの芸術家はモダンアートの市場からは締め出される構造があったので、制作の拠点はNYでありましたが、発表は日本で行っていたようです。
アメリカで本格的な評価がされだしたのは90年代にはいってからだそうです。
2013年には篠原夫妻の日常をつづったドキュメンタリー映画、「キューティー&ボクサー」(監督:ザッカリー・はインザーリング)がサンダンス映画祭ドキュメンタリー部門を受賞。
そんな乃り子夫人の作品はこちら
出典:https://www.fashion-press.net
夫妻は、作品が売れようが売れまいが己を信じて我流を貫き、圧倒的な信念で戦い続けるまさに人生が芸術です!
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熱い二人の生き方に松本人志も共感!
このお二人の熱い生き方に思わず松本人志さんも、自身のお笑いに対する考え方も真剣に語る!
お二人は現在(2019年時点)有司男さん87歳、乃り子夫人65歳という年齢で未だアートの本場ニューヨークで現役バリバリで活躍していらっしゃる。
これは私たちもなにか感じて見習うべきですよね!!
クレイジージャーニー、楽しみです!