大澤紀代美の横振り刺繍が日中国交正常化に貢献するという偉業を!【笑ってコラえて】

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大澤紀代美の横振り刺繍が日中国交正常化に貢献するという偉業を!【笑ってコラえて】

群馬県桐生市の伝統工芸横振り刺繍とは

みなさんは、横振り刺繍というのを聞いたことがありますか?

刺繍産地である群馬県の桐生市。

織物の里と言われている桐生市では「横振り刺繍」という伝統の技が現在も受け継がれています。

横振り刺繍とは、針が左右に動くミシンをつかって足元のペダルで踏み込む力と膝の加減で振り幅を調節し、図案を見ながら職人の手で直接生地に柄を起こす技法です。

その刺繍の出来上がりは、「糸の絵画」といわれるほど美しいと言われています。

横振り刺繍と聞くとちょっとイメージしにくいですが、「スカジャンの刺繍」と言われたら、ちょっとイメージできませんか?

こんな刺繍です。

そんな芸術的スカジャン刺繍などで一時代を築いたすごい女性がいらっしゃるというのです。

アトリエきよみの代表、大澤紀代美さんです。

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大澤紀代美さんの芸術性の高い横振り刺繍とは

和装文化はもとより、スカジャンの刺繍で広く世に知られる繊細なその技術。

そんな『横振り刺繍』に17歳の時に魅せられ、生涯をかけてその技術を極め続ける79歳の女性職人『大澤紀代美さん』

大澤紀代美

1940年2月14日生まれ

将来は画家志望であった大澤さんですが、横振り刺繍に出会い、「針」が筆、「糸」が絵具と感じ、横振り刺繍の道に入ります。

そして、単なる刺繍に留まらず、その表現を芸術の域にまで高めたと言われる大澤さん。

そんな大澤さんの作品はどんなものなのでしょうか?

これ、刺繍で描かれているのです。

まるで絵画のようです。

これがミシンの手作業でなされているとは!!

この横振り刺繍の第一人者である大澤さん、刺繍作家としては初めて黄綬褒章を受章されています。

多くのファッションデザイナー達とコラボレーションし、刺繍をファッションの一部として存在感を際立たせ、山本寛斎、三宅一生、小西良幸らのコレクション作品も手掛けています。

もちろん世界からも注目を集めています。

その彼女の偉業を日本テレビの「笑ってコラえて」で放送されることに!

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大澤さんの「肖像画刺繍」が日中国交正常化に貢献

大澤さんの刺繍はまるで写真のように成功です。そして、それは『肖像画刺繍』としても有名になっているようです。

笑ってコラえてでは、大澤さんについて特集されます。

大澤さんは買継商の父のもとに生まれ、1959年、父の大澤藤三郎さんを代表にした有限会社を設立し、刺繍業を始めます。

その傍ら作家活動もしていました。

1972年に藤三郎さんがお亡くなりになり、会社を解散。本来の作家活動に専念します。

この1972年には、日中国交正常化で国交を結ぶという歴史的背景に大澤さんがこうけんしているというのです。

大澤さんの刺繍はなんと、田中角栄総理の大偉業『日中国交正常化』の友好の印として
周恩来総理に贈られていたそうなんです!

芸術で世界の架橋になるとは素晴らしいですね。

しかし翌年、大澤さんは視力に異常をきたし、2年半闘病生活を送った後片眼を失明します。

そんな大澤さんの壮絶な人生ドラマ、笑ってコラえてでどんなふうに再現されるのでしょうか。

オンエアーが楽しみです。

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