カルロス・カイザーはプロサッカーで20年間サッカー下手で欺き続けた【奇跡のアンビリバボー】
カルロス・カイザー選手って誰?(カルロス・エンリキ・ラポーゾ)
今夜の奇跡体験アンビリーバボーで、下手にもかかわらず世間をだまし続け“20年間プロサッカー選手”として過ごした男!を特集するというので、「サッカーがうまかった!」とうそをつくことはできても、ウソをついてプロサッカー選手として居続けることなどできるのかと不思議に思い、調べてみることにしました!
カルロス・カイザー選手は本名がカルロス・エンリキ・ラポーゾというのが本名です。
出身はブラジルのリオ。生年月日は1963年の4月2日。
あ、エイプリルフールの一日後(笑)
カルロスはリオデジャネイロで養父母に育てられました。
そして、サッカーの才能が全くなかったわけではなかったようです。
そりゃそうですよね。でなければ、いくら何でもプロサッカーチームに入団だなんて絶対にできません。
1973年。彼が10歳の時にボタフォゴFRというチームにスカウトされました。
ボタフォゴFRといえば、ブラジルリオデジャネイロを本拠地とするチームで、ブラジル全国選手権やリオデジャネイロ州で優勝20回もしている古豪。
そこからスカウトが来るとはなかなかな実力だったのではないかと思います。
しかし、下部組織でした。
彼はセンターフォワードとしてサッカーキャリアを開始しましたが、彼の家族は貧しかったためにサッカー選手になれば裕福になれるということで、彼にサッカーを強いるようになったそうです。
それがゆえに、彼はサッカーの実力がありながらもイヤになってしまったんでしょうね。
しかしながら彼はCRフラメンゴに移り、ユースリーグなどでは将来性のある選手として育っていました。
そして1979年16歳の時にメキシコのプロエブラFCとプロ契約を結んだのでした。しかし、彼はすでにこの時からプレーしないための方法を見つけたのです。
そう、ウソの負傷を訴えるということでした。
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カルロスのウソ技のすごさ!
プロサッカー選手として契約すると契約の多くが3か月から半年間でその間に調整期間というのが設けられています。
なので、1か月から2か月はプレーしないで過ごせるのです。
そして、練習が始まった時にケガをしたと負傷を訴えるのです。当時は医療の技術もそれほどないので、MRIなどで確認することが出来ず、本人の訴えをのむしかなかったのです。
そして、彼はそのケガの訴えをする以外に、プロサッカー選手としてありつづけるために同じチームにいる一流選手たちと仲良くするというすべがあったのです。
いわゆるコミュニケーション術がかなり長けていたという。。
とにかく彼は一流の選手たちと仲良くなって、その選手の口利きでサッカーチームに推薦してもらい、チーム側も、あの選手が言うのならと契約にこぎつけ、前払いしてもらい、負傷を装い練習もプレーもしない。。そしてそのままチームをやめる。
それが、不思議なことに悪いうわさなどたたず、在籍していたチームが履歴に残るのでそれを箔にしていたといいます。
実際、人柄がよかったのか、サッカー選手の中で彼の悪口をいう人など誰もいなかったようなのです。
交友関係が広かったので、サッカーのお偉いさんやチームメイトに便宜をはかることなどもあったそうです。
こうなると、もはやその交際術の手腕で、サッカー界にいても損はしない存在だったのではないでしょうか
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そんなカルロスの映画があったという
そんなカルロスの伝記的映画があるくらいです!
その日本語字幕付きの予告があるので、興味のある方はみてください!
この人はすごい!彼の交流術を学んでみたいです!!