モモコ(ハイヒール)のメニエール病と帯状疱疹の原因と対処法は?直撃シンソウ坂上

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モモコ(ハイヒール)がメニエール病と帯状疱疹で引退を考えたほど苦しんだ。直撃シンソウ坂上

モモコ(ハイヒール)が30年もメニエール病に悩んでいた!

関西の女性漫才師ではもう大御所の粋になっているハイヒールモモコさん。

ボケ担当で立ち位置は向かって右。ハイヒールリンゴさんとコンビを組んだのは1082年です。

1964年2月21日生まれ。出身は大阪市阿倍野区です。

いつも明るく元気で勢いのあるイメージでしたが、実はとても辛い持病に悩まされていたそう。

それはメニエール病です。

メニエール病は、耳の奥の部分にある「内耳(ないじ)」の内リンパ液(ないりんぱえき)が増えることが原因で、内耳は平衡感覚や聴覚に関与しているため、内リンパ液が増えると、これらの感覚細胞が障害されます。そのため、めまいや耳鳴りなどの症状が生じると考えられています。

メニエール病は、初期のうちに治療を開始すれば完治が可能な病気ですが、軽いめまいや軽い耳鳴りでは多くの方が疲れのせいと受け止めてしまいがちです。そのことが早期治療の妨げとなり、治療を長引かせる原因となっています。

モモコさんがメニエールになったのは今から30年以上も前の20歳の頃で、目まい、耳鳴り、嘔吐といった症状に悩まされたそうです。

実は私の母もこの病気にかかり、めまいがおこるといっさい起きれなく、寝返りさえもうてなくなるのです。

モモコさんは病院でメニエルだと告知されましたが有効な治療法が確立されていなかったため、症状が出たら点滴や薬で和らげるという対症療法を7年ほど繰り返しながら病と向き合ったそうです。

一度は治まったかに思えたましたが、モモコが38歳の時に再発。子供を車に乗せた運転中に突然目まいに襲われ、慌てて急ブレーキを踏んだことによって、子供に頭を縫うほどのケガをさせてしまったこともあったそうです。。

そして、漫才の本番中にもめまいに襲われるようになり、彼女は真剣に引退を考えたそうです。

メニエルは、内耳の内リンパ液が増えるというのが原因とされていますが、なぜ内リンパ液が増えてしまうのかという原因はまだわかっていません。

しかし、働き盛りの30代から50代におこるのが多いのでストレスが原因ではないかと言われています。

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そして最近は帯状疱疹も

去年の10月の終わりに、ほっぺの下の部分がピリッとしたのですが見た目は何ともなかったそうです。

さんしょうを食べ過ぎた時に似たピリピリ感で初めての感覚。

「おたふく風邪かな?」と思って内科にかかったら、血液とかエコーの検査をしてもらってもおたふく風邪じゃなくて、先生に「風邪のひきかけかなぁ」と言われました。

それで、その日は処方してもらった風邪薬を飲みながら仕事しましたが、やっぱりピリピリ感は治まらない。口の中かなと思って、次の日、仕事の前に歯医者へ行きました。そしたら、先生が「ロキソニンを飲みなさい」と痛み止めを出してくれたそうです。

でも、ロキソニンを飲んでも治るどころかだんだん痛くなって、その夜、左耳の穴のそばにある出っぱり(耳珠)にプツッと水疱ができました。それを見た身内の者が「帯状疱疹やと思います」と教えてくれました。

それで次の日の朝に大きい病院へ行ったら、その通り「帯状疱疹」と診断されました。

帯状疱疹は、小さい頃にかかった水疱瘡のウイルスが体の中に残ってて、疲れた時とかに暴れ出して神経に沿って発症します。免疫が落ちてる時にでてきやすいそうです。

モモコさんの場合、顔の左側、耳から口の下にまで水疱がどんどん増えて広がって、赤くなって……。また、その水疱がつぶれてグチュグチュになって、痛みもひどかったそう。

その痛みをモモコさんは「顔半分、トラックにひかれて血が出てるような痛みで、ピークの時は「気を失うかもしれん」と思うくらいでしたね。と、語っています。

口の中もひどくて、口はほとんど開かないし、水も飲めず、ご飯が食べられず……で、1週間で10キロ痩せました。耳の中もひどくて、普通は鼓膜は白いんですけど、モモコさんは黒くボロボロになりました。危うく耳が聞こえなくなるところだったそうです。

しかも、ブツブツがなくなった後、帯状疱疹になった50歳以上の人の約2割がかかるといわれる「帯状疱疹後神経痛」にもなったそうです。

痛みだけがずっと続いているという。

「帯状疱疹の症状が重かった人がなるそうで、顔の左側と口の中が今もしびれて、ピリピリして、急に締め付けられたように頭がギューンと痛んだりします。今の痛みは、ピークの時を100としたら55かな。ご飯は口の右側だけ使って食べられるようになっています。でも、骨折より、出産より痛いですよ。」とモモコさん。

「今はペインクリニックに通って点滴とかブロック注射とか、やれることは全部やりました。怖かったけど、顔の鍼治療もやりました。治したい一心で。」

今はがん患者に処方されるような強い痛み止めのリリカ、ワントラム、ノイロトロピン、胃薬とか全部で毎食後6錠。どれが効くかわからないから、いろいろ試してますが、残念ながらどれもあまり効いてないそう。

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仕事を休むほうがイライラするし気持ちが落ち込む

そんな状態でも、仕事は好きなんで休んでません。ブツブツがあった時もお化粧で隠して、前髪の分け目を左から右に変えて、髪の毛でも隠れるようにしてました。その髪の毛が触れるのも激痛なんですけどね。お医者さんは「痛みは見えないから、痛みをガマンすれば好きな仕事はできます。だから頑張ろう!」と励ましてくれています。

原因は過労か、ストレスで免疫力が下がることだといわれています。でも、忙しかったといえば、これまでずっと忙しくて、帯状疱疹を発症した時が特別忙しかったとは思いません。年齢を重ねた分、免疫力が落ちているのかもしれませんけど、仕事を休んだほうがイライラするし、気持ちが落ち込むんです。痛みのことばかり考えてしまうから……。痛みがピークの時でも、仕事になるとそれまで開かなかった口が開いて、何かを食べることもできたんです。

帯状疱疹は80歳までに3人に1人がなるといわれているので、誰でもかかる可能性がある怖い病気です。ただ、今は3年前から50歳以上の人は皮膚科や内科で予防接種が受けられるようになっているんですよ。

予防接種は、受けたら帯状疱疹に絶対ならないというわけではなくて、インフルエンザの場合みたいに「なるかもしれないけど軽くて済む」という注射です。

メニエル病も帯状疱疹も、どちらもストレスと免疫力低下が原因と言われています。

仕事も大切ですが、無理せず休むことも仕事を効率よくこなすコツですね。

モモコさん、早く良くなってまた元気なトークを聞かせてくださいね!

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