ボヘミアンラプソディー4冠ゲットから学ぶ。実はアカデミー賞って何?

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ボヘミアンラプソディー4冠ゲットから学ぶ、実はアカデミー賞って何?

映画ボヘミアン・ラプソディー、アカデミー賞4冠に輝く!

やりました!!!

ずっと応援していた映画、ボヘミアン・ラプソディーがついにアカデミー賞で

4冠をとりました!!

結論から言うと、主演男優賞、録音賞、編集賞、音響編集賞の4部門です。

私、ここ近年あまりアカデミー賞は興味なく見ておりましたが、

今年はドキドキわくわく!!

評論評価はいろいろありますが、当然の結果ではないかと思っています。

出典:https://www.cinematoday.jp/

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アカデミー賞の選出方法

まず、毎年アカデミー賞アカデミー賞と話題になりますが、

アカデミー賞ってなんやねん!って思いません?(笑)

ボヘミアン・ラプソディーが受賞したのがうれしいので、

いろいろ調べて詳しく載せちゃいましょうか!

まず、アカデミー賞という賞を運営している主催者ですが、

これはもともとハリウッドで働く撮影所の裏方さんたちが

組合を結成して労働条件などで経営者たちと対立していたので、

当時映画界で権力を持っていたMGM映画の総支配人

ルイス・B・メイヤーが

監督、映画製作者協会や俳優を自宅に招き

今後の映画界のいろいろな面で質を向上させようとして

経営者主導の協調組織をつくることを提案しました。

それが「映画芸術科学アカデミー」でした。

正式には「Academy of Motion Picture Arts and Sciences」

といいます。

そして、その組織を向上させるのに発足したのが

「アカデミー賞」になったのです。

ですから、最初は映画に携わる人々の労働条件やストライキに備えての

組織というのが実際にアカデミーができた源なのです。

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アカデミー賞って誰が選ぶの?

アカデミー賞を主催する「映画芸術科学アカデミー」ですが、

これは1927年に発足しました。

そして、もちろん当時は現代のような華やかな授賞式があったわけではなく

あくまでも映画界のエリートたちのプライベートディナーパーティだったそうです。

そんな小規模のパーティーだったのですが、

そこではハリウッドの映画界にかかわる大物などがいて、

いわゆる「お近づき」になったり、「注目」を浴びたり

することで、次の仕事につながったりするわけです。

主演女優賞なんかとってしまった日にはみんなから注目を浴びるわけですよね。

するとそこから女の戦いが始まるわけです(笑)

それが徐々にヒートアップして

どんどん大きな賞になっていったとも言われています。

では話を現代にもどしまして、

このアカデミー賞は誰がどのようにして選ぶのでしょう。

これは「映画芸術科学アカデミー」の会員の皆様です。

通称「アカデミー会員」です。

アカデミー賞の会員は現在7000人以上になります。

会員は監督、俳優、女優、著名な映画人などなど。

アメリカ映画に携わる人々から成りたちます。

プロデューサーや技術の方々もいます。

会員になるためには映画芸術科学への貢献が認められて

同会員に推薦されるか、あるいはアカデミー賞にノミネートされることが必須。

大部分が映画産業に貢献した方々です。

実は日本人でもこの「アカデミー会員」が十数名いらっしゃいます。

有名どころで言うと、俳優の渡辺謙さん真田広之さん、

監督だと北野武さんや是枝裕和さんなどです。

そして、この7000人からなる会員の方々が

前年の1月1日から12月31日に上映された映画の中から選ばれます。

他の基準といえば米国のロサンゼルス内の映画館で

連続7日間に渡って有料上映される、長さ40分以上、など

条件はいろいろあります。

そして翌年初めの1月に1週間ほどでノミネート投票を行い、

集計をして、1月中にノミネートを発表。

その1か月後くらいから本投票開始です。

本投票も1週間くらいで終わりです。

そして、受賞が決定となるわけです。

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アカデミー賞って出来レースじゃないの?

賞レースっていうと、なんだか裏でいろいろ操作されてるのではないか?

なんて思ってしまいがちですが、(実際これを調べるまでは思っていた(笑))

意外に公平で、アカデミー会員の構成は白人男性が圧倒的に多いということで

その割合の見直しということで、2016年から女性やアフリカ系などマイノリティの

会員数などを増やし始め、2020年までに2倍にするという発表がありました。

そして、その投票の集計を発表まで管理するのは、大手会計事務所の

プライスウォーターハウスクーパースです。

投票結果を知っているのは授賞式当日までは同事務所の担当2人だけ。

かなり重要な任務になってきますね。

2017年には担当者が封筒を渡し間違えるというハプニングがあったので、

大混乱が生じ、この担当者はこの任務から外されることになってしまったという

エピソードもあります。

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ボヘミアン・ラプソディーの魅力について

私は昨年11月にボヘミアン・ラプソディーを見てからすっかりはまってしまい、

アカデミー賞の発表がある2月まで劇場で5回鑑賞しました。

その中には「胸熱応援上映」なるもの、映像や音響が特殊な「IMAX上映」

なんかも加えて楽しみました。

この映画はDVDで見るよりも絶対に劇場でみるほうがグッとくると確信して、

なんどもグッときました(笑)

なぜそんなに多数回も足を運んだのかは、この映画は単なるミュージカル伝記映画ではない!

と感じたからです。

フレディー・マーキュリーを通して、人生の、いや世界の縮図をみたからです。

人は人生で一度は、いや何度も「私は誰なのだろう」という疑問にぶつかると思います。

フレディーはまさに、その疑問を常に抱いていたのではないでしょうか。

人種、移民、性的特質など、マイノリティであることから生まれる悩みや葛藤。

容姿に対するコンプレックスもあったりで、この辺も共感できたり。

それらを音楽という彼の天才的感性で爆発させて、

そこから頂点に駆け上る成功を掴み、しかしながらその栄光とは裏腹に

絶望的な孤独味わわなければならなかったという人生だったのです。

誰もがなにかしら共感できるような人間味溢れるストーリーになっている

ところに魅力を感じたのもありますし

そして、行きつくところは「家」「家族」「仲間」なのですよ!!

ラスト、ウェンブリースタジアムのライブシーンはそのライブの迫力もだけど、

そのライブのフレディーを見つめる元恋人であり生涯の友人メアリー、

そしてメアリーの旦那、フレディーと最後まで一緒に過ごした恋人のジム。

こんな複雑な人間関係が微笑みながらフレディーを見守るって。。。

これは、もはやカオス、いや、「和」です。(笑)

宇宙は一つです!くらいの状態です(笑)

描かれているテーマが多種多様ですぎてほんとうに楽しめるし感動するし!

こりゃもう、アカデミー賞がフツーに個人的に気になりすぎますでしょ!!(笑)

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そして、4部門受賞

アカデミー賞ノミネートをみて、一応音楽中心の映画ということもあり

録音賞や音響編集賞は軽く取るだろうなと予想はしていました。

気になるのは作品賞と主演男優賞。

作品賞はちょっと難しいかなあとは思いました。

フレディーの生涯の中の事実が構成上少し変えているところもあったりしましたし

(娯楽としては事実が少しくらい違っても楽しめた)

パフォーマンスで盛り上げてる要素も多かったし。

しかしだからこそ、主演男優賞はラミ・マレックにとってほしかったのです。

映画の構成上少々未熟なところがあるにせよ、人気の過熱ぶりはすごかったし、

なにより商業的には興行収入がすごくよかったので、

「盛り上がる!」という意味ではラミは功労者なのではないかと思います。

だから、ラミが主演男優賞を受賞したというのを聞いたときは

嬉しかったあ!

もちろん本物のフレディー・マーキュリーを超えることはできないけれど

それでも、フレディーというアイデンティティを演じ、

そして、パフォーマンスもなかなか盛り上げてくれたし!!

主演男優賞は文句なしで彼で良かったんじゃないでしょうか!

というところに行きつきます。

アカデミー賞を選ぶ時のアカデミー会員の構成がマイノリティが

増えているというところもなんとなく受賞の要因の一つにはなっているのかも

ですが、こうやっていろんな人種が活躍する場があってこそ

米国のアカデミー賞という醍醐味ではないかなと思います!!

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ボヘミアンラプソディーまだ見てない方は。。

アカデミー賞受賞も手伝って、細々とだけどまだまだ劇場で

上映しているところあると思います。

私としては夏くらいまでやってくれたらうれしいなあなんて

タイミングあったらまた劇場に足を運ぼうとたくらんでおります!

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